フィギュアスケートのアイスダンスってどんな競技?

華麗なるフィギュアスケート雑談
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こんばんは、アイスダンサーのまゆこです。(言ってみたかった)

 

 

 

アイスダンサーの私が(言ってみたかった)アイスダンスの魅力をご紹介したいと思います。

 

 

アイスダンスって何を競う競技?

 

 

アイスダンスとは男女2人で行うカップル競技です。

 

スケーティング技術(スピード、深いエッジワーク、ステップ)、音楽表現、二人のユニゾンが採点要素になります。

主な要素はリフト、スピン、ステップです。

氷上の社交ダンスとも呼ばれたりしますが、近年ではアクロバティックなリフトや、HIPHOP音楽も取り入れられていて、非常にスピード感のある華やかな競技です。

 

リズムダンス(旧ショートダンス)とフリーダンスがあり、その両方の得点の合計点で競います。

 

アイスダンスはルールがすごく細かく、

・時間制限を超えるリフトは禁止
・パートナーを肩より上に持ち上げるリフトは禁止
・演技中のストップは5秒以内
・1回転以上のジャンプは禁止
・男性は長ズボン、女性はスカートを着用

などなど・・・

あとはこまごましたルールがたくさんあります。

 

シングルでは得点源であるジャンプはない上に、この細かいルールの中で競うので、純粋にスケーティング技術がものを言います。

トップ選手のエッジの倒れ方はほんとエグイです。
深いエッジに乗り、スピードを出してさらに難しいステップ、リフトが次々と繰り出されます。

 

正直見ている側はカップルの優劣差が非常に分かりにくい競技なのですが、優勝するようなカップルは技術・ユニゾンがずば抜けているので、素人でも凄いことが分かります。

 

 

最近ではフランスのガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン組が2019年の世界選手権で、ほぼ満点のスコアを出して優勝しました。

平昌オリンピックでは同門のカナダ代表テッサ・バーチュー/スコット・モイヤー組と、両組ほぼ満点のスコアを出す超ハイレベルな戦いをしていました。

このカップルのダンスはもうめっちゃ凄いです。芸術作品です。

 

テッサ・バーチュー/スコット・モイヤー組は、バンクーバーオリンピック金、ソチ銀、平昌で金メダルというアイスダンス界のレジェンドです。

この2人は技術はもちろん、ストーリーを作りだすのがものすごく上手いです。

 

ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン組は神々しい神話、テッサ・バーチュー/スコット・モイヤー組は人間臭い物語、といった風に2組とも違った魅力があり、どちらも素敵なカップルです。

 

こちらのサイトから上記2組のダンスが見れます。↓

ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン グランプリファイナル2017 フリー演技

テッサ・バーチュー&スコット・モイア グランプリファイナル2017 フリー演技 

テサモエのロクサーヌの音ハメめっちゃ最高( ;∀;)

この試合も両組ほぼ満点のスコアでした。
この時現地観戦してましたが、会場のみんなが凄いものを見た…というような雰囲気になったのを覚えています。

 

 

 

 

それではリズムダンスとフリーダンスの簡単な説明(めっちゃざっくり)をします。

フィギュアスケートの採点方法は毎年変わるので、2018/19年バージョンでお届けします。

 

リズムダンス

演技時間は2分50秒(±10秒)

音楽は、ISU国際スケート連盟から指定されたリズムまたはテーマに合ったものを使います。
テンポの指定がある場合も同じく。

2017/18シーズン(平昌オリンピックのシーズン)ではルンバが課題でした。

プログラムの中で、必ず決められたパターン(滑るルート、どこで何をするか)を滑ります。

 

 

フリーダンス

演技時間は4分(±10秒)

曲は何を使っても良いが、曲に合ったダンス・ステップをすることが求められます。
そして最低1回はテンポ/リズムを変化させないといけません。

決まったパターンはありませんが、リフト・スピン・ステップなど決められた要素をこなさなければいけません。

 

 

 

アイスダンスとペアの違い

 

アイスダンスもペアも男女が組むカップル競技ですが、ルールは全然違います。

アイスダンスはジャンプなし、肩より上のリフト禁止なのに対し、ペアは2人そろって飛ぶジャンプ、肩より上のリフトが必須です。

 

男性が女性を投げ飛ばすスロージャンプや、男性の真上に女性を投げて女性が回転するツイストリフトなど、よりアクロバティックなものがペアになります。

 

アイスダンスのカップルは身長差があまりない美男美女カップルが多く、ペアは大男と小柄な女性のカップルが多いです。

 

また、ペアにはペアの良さがあって、危険な技をたくさんするのでハラハラするけど、成功したときはすごく盛り上がるし、良い演技だったときはめっちゃ感動します。
シングルよりもカップル競技の方がストーリーを作りやすいのもありますね。

現地観戦して一番感動するのがこのペア競技だったりします。

 

平昌オリンピックで金メダルを取った、ドイツのアリョーナ・サフチェンコ/ブルーノ・マッソ組が、ショートプログラム4位から逆転優勝を決めたフリープログラムはもうめちゃくちゃ感動しました。

良かったらぜひ見てください。
私めっちゃ感動してめっちゃ泣きました。

アリオナ・サフチェンコ&ブリュノ・マッソ 平昌オリンピック フリー演技

 

アイスダンスの一番の見どころは息の合ったツイズル

 

アイスダンスで一番大事な要素、一番ハラハラするところがツイズルです。

 

2人が手を離れた状態でスピンのようにそれぞれクルクル回り、それを2回または3回繰り返します。

2人のユニゾンが出来ているかどうかがとても重要で、ちょっとでもずれたり、よろけたりしたら減点をくらいます。

 

これが完璧に合わすのがめちゃくちゃ難しく、男子で言うところの4回転ジャンプに相当すると言われています。

 

 

アイスダンスはいかに完璧にパートナーとシンクロできるかが勝負のカギになります。

平昌オリンピック金メダリストのカナダのテッサ・バーチュー/スコット・モイヤー組なんかは、メンタルトレーニングの一環で夫婦カウセリングを受けていたそうです。(2人は結婚しても付き合ってもいません)

平昌銅メダリストのアメリカのマイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組は兄弟カップルなのですが、見事なまでのシンクロっぷりです。
完璧に合わせる高速ツイズルが彼らの武器です。

 

 

 

以上ざっくりとしたアイスダンスの紹介でした。

 

日本ではカップル競技のテレビ放送がほとんどないのでなかなか見る機会がないのですが、アイスダンスもペアもどちらもとてもおもしろい競技なので、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。

 

 

ちなみに私が今推しているアイスダンスカップルは、カナダのパイパー・ギレス/ポール・ポワリエ組です。

個性豊かなダンスが見ていてとても楽しいです。
パイパーちゃんが最高に可愛く、ポールが最高に胡散臭くて(褒めてる)大好きです。

 

ディスコっぷりが最高なプログラムがこちら
パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ 世界選手権2017 ショート演技 

 

2019年9月26日、高橋大輔選手がアイスダンスに転向すると発表がありました!!

高橋大輔選手ようこそアイスダンスの世界へ!!

 

これで日本のアイスダンス界が盛り上がることを期待します。

大ちゃんのダンスめっちゃ楽しみだな!!

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