30歳目前でファッション迷子に
はい、これ私のことです( ;∀;)
今まで着ていた服が似合わなくなったなと感じ、じゃあ今は何が似合うのかとネットで骨格診断を見たりいろいろ模索…いや迷走中でした。
その中で出会ったのが、
パーソナルスタイリストの政近準子さんが書いた人生は服、次第。という本でした。
今まではTシャツにジーンズにヒール靴、なんていう格好に憧れがあって、それっぽい格好をしていました。
ところがある日突然、なんか似合わないな…と感じるようになり、年齢に合った格好をしなきゃなと思い、まずは今何が似合うのかと調べてみました。
ネットで骨格診断を自分でしてみて、ふわふわ素材やAラインスカートが似合うと出てきたので(いわゆるウェーブ体系)あんまり好みじゃないな…と思いながらも、そういった服を着ていました。
あと、こういった服は男性受けもするしな。なんて思ってました。
今思えばなんて自分が無い、没個性な服を着ていたのかと後悔してます。
この「人生は服、次第」は、タイトルの通り、着ている服で人生が変わる。ということが書かれています。
そして、
服装は、あなたの内面の”いちばん外側の皮膚”
とも書かれています。
だとすれば、好きでもないおそらく似合うのであろうという、自分の意志で選んでいない服を着ていた私は、「自分がありません。流される人です。」という内面だけを服装で表現していたことになります。
恐ろしい・・・((+_+))
よれよれの服を着ていれば、だらしのない人。
アイロンがけされた服を着ていれば、キチンとした人。
ヒョウ柄を着ていれば、ちょっと気が強い人。
シフォンなどの素材を着ていれば、柔らかい人。
確かにパッと服を見ただけで、これだけのこと(印象)が分かります。
この「人生は服、次第」では、似合う似合わないの前に、
自分がどういう服を着ることによって、どういう自分を見せたいのか。
似合う似合わないよりも、これが一番大事だというを教えてくれる本です。
この本は現在絶版になっていて、中古でしか手に入りませんが、とても良い本なのでファッションに迷っている方もそうでない方もぜひ読んでみてください。
政近さんの本で服は、あなた。は新品がまだ手に入ります。
「人生は服、次第」と内容が似ている部分がありますので、こちらもぜひ読んでみてください。
本当に似合う。とは
自分を表現する服とは言っても、やっぱりベースになるもの、自分に似合うものは知っておきたいですよね。
政近準子さんのもう1冊の本、「素敵」の法則には、中にファッションテイスト診断があり、自分の顔立ちや体つきなどを細かく診断していき、8つのファッションテイストの中から自分に似合うテイストを教えてくれます。
結局診断かよ~と思われた方、ちょっと待って、帰らないで(笑)
政近準子さんは、日本で初めてパーソナルスタイリングを始めた方です。
テレビに出ている人たちは、芸人でさえスタイリストがついているのに、企業の社長さんや一般の人にはスタイリストはいない。
洋服の本場イタリアではこれはありえないことだと、日本は洋服に置いてずいぶん遅れていると衝撃を受け、ファッションレスキューという会社を立ち上げられました。
そんな政近さんが何百・何千人とスタイリングしてきた中で見つけた法則性のようなものをまとめたのがこの本になります。
自分でやると思い込みが入り、正確な診断ができないので、ご家族や友人に見てもらうことを強くオススメします。
私は童顔だし、いつも年齢を若く見られるので、顔立ちは丸い可愛い系だと思っていたら、他の人に、「いや、つり目で輪郭もシャープだからクール系だよ」と言われてびっくりしました。
本の中の8つのテイストとは、
- ノーブルフェミニン(上品で繊細・女性らしい)
- キャリアクラシック(きちんとしていて知的・信頼感がある)
- マニッシュクール(都会的・格好良くてクール)
- アジアンスマート(東洋的・ミステリアスでシャープ)
- アクティブキュート(親しみやすく元気・ガーリー)
- ニュアンスボーイ(ナチュラル・ボーイッシュ)
- ワイルドシック(ワイルドでスポーティー・リッチ)
- エキゾチックセクシー(エキゾチックでセクシー・開放的)
と、このように分かれていて、
私の診断結果は、きちんとしていて知的・信頼感がある「キャリアクラシック」でした。
今までこの中で言えば、ノーブルフェミニンの方だと思っていたので、診断結果を見て驚きました。
そしてこの「きちんとしていて知的・信頼感がある」というのは、小さい頃から真面目とよく言われる私の内面そのままや!とそこにも驚きました。
ですが、私は真面目なだけでなく、一人で海外に行ったりと度胸があって大胆なところもあります。
なのでそこを表現したいときは、別のスタイル(ワイルドシック)を合わせます。
この本には診断されたテイストだけでなく、そのテイストをベースにほかのテイスト(自分の他の内面)を合わせていく。というアドバイスも書かれています。
この診断どおり、私はふわっとしたAラインスカートよりも、カチッとしたタイトスカートの方が履いていてしっくりきました。
似合うってこういうことか!!と初めて知りました。
以前着ていた服よりこっちの方が似合う!!と色んな人に言われました(*‘ω‘ *)
あと政近準子さんの本を読んでもう一つ変わったことが。
それは、服を買わなくなりました。
え?似合う服が分かったのになんで?と思われるでしょう。
正確には”これ可愛いな、値段も安いし”という理由で、服を買わなくなりました。
自分を表現してくれる服を、なんとなくや安いからで買えなくなりました。
じっくり吟味して、何着も試着して、その服で何を表現したいのか、何のために着るのかを考えて今は服を選んでいます。
ブランドのヒストリーなんかも調べたり。
服を買う回数が減った分、どう着まわすかも考えるようになり、帽子をかぶったりスカーフを巻いてみたり、今はファッションがとても楽しいです。
政近準子さんの本は、ただのファッションテクが書いてあるのではなく、自分のあり方を教えてくれる本なので、何を着たらいいか分からなくなっている人はぜひどれか一冊読んでみてください。
私はほんとにファッションに対する考え方が180度変わりました。
本当におすすめの本たちです。
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